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2007年1月 9日 (火)

変革期の2007年を占う

 時間に追われる生活をしていると,時間にとらわれないゆったりとした生活がしたいと思うものである。しかし,いざそうした日々が続くと,時間の使い方が分からず無駄に過ごしてしまう・・・。ゆっくりと時間の流れていた年末年始,そしてそれに続いた3連休も終わり,再び慌ただしい日常が戻ってきた。F1シーンもクリスマス休暇を終え,いよいよ新しいシーズンに向け動き出そうとしている。今週末からはトヨタを皮切りに各チームが続々と新車を発表。同時にスペインを中心に,テストスケジュールがぎっしりと組まれている。大きな変革期に突入する2007年は,昨年以上に混沌とした情勢が見て取れる。

 まず今季の大きな特徴は,ドライバーの顔ぶれが変わったチームが非常に多いことである。全11チーム中ドライバー・ラインナップの変わらないチームは,BMWザウバー・ホンダ・トヨタの3チームのみである。その中でも期待の新人として世界中から注目されるているのが,マクラーレンから満を持してデビューするルイス・ハミルトンと,チャンピオンチームであるルノーの新星ヘイキ・コバライネンである。いきなり上位の成績を収めることは難しいだろうが,プレッシャーに押しつぶされることなく伸び伸びとした走りを披露することができれば,結果は自ずとついてくる。むしろプレッシャーに押しつぶされそうになっているのは,もう後がないジャンカルロ・フィジケラの方だろう。

 もう一つ大きな関心事は,ブリヂストンによるタイヤワンメイク供給である。1レースあたり約2500本とも言われる大量のタイヤ供給は,ブリヂストンにとっても新たなるチャレンジとなる。そしてそれ以上に重要なことは,レースをコントロールするタイヤ作りを行うことにある。ブリヂストンはFIAから,2秒のラップタイムダウンを言い渡されたという。しかし,19000回転に制限されたエンジンと,意図的にグリップダウンされたタイヤを使用していても,各チームはあっという間にそのタイムを削ってくるだろう。ワンメイクタイヤは,クルマの善し悪しを如実に表すことになる。下馬評ではフェラーリ有利との見方が強いが,全ては新車の出来にかかっていると見ていいだろう。

 最後に注目の日本勢。昨年念願のワークス体制となり,久しぶりの優勝を飾ったホンダは,今季は更に攻撃的な姿勢を見せることになる。これは高い次元で開発のバランスをとりつつも,得意分野をはっきりとさせることで,勝ちに行くレースをしようというものであるという。一方のトヨタは正念場である。全チーム中最も変更が少ない体制を,プラスに働かせスタートダッシュを決めることができるかがカギとなる。逆に序盤戦から速さを発揮できないようだと,昨年の二の舞になる可能性が高くなる。そして飛躍の2年目としたいSAF1は・・・。また明日ゆっくりと書くことにしよう。

参照リンク:@nifty F1通信

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