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2007年3月29日 (木)

開催候補地も花盛り

 年度末の慌ただしさにすっかり振り回されていたら,いつの間にか桜の花が咲き始めていた。一時期は例年より1週間以上早く咲くと言われていたが,今月中旬の冷え込みにより,開花時期が遅くなっていたようだ。桜が一輪また一輪と咲くように,ここ数日F1開催候補地の話があちらこちらから聞こえてくる。新開催国といえば,2月にアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで,2009年からのF1開催が正式発表された。しかしこれ以外にも,F1開催を目論む国や地域は数限りない。その中で今回噂に上がったのは,どれも今までにない特徴を持った開催候補地である。

 まず,以前より何度も噂に上っているシンガポールGPだが,地元では「早ければ今週30日金曜日にも正式発表」との報道もあるようだ。この場合,常設サーキットを建設するのではなく,市街地コースでの開催が有力とされている。実際にこの想定コースを,レッドブルのマーク・ウェバーが「試走」したことも,シンガポールGP開催の信憑性を高めている。また,実現すれば初めての試みとなる「公道ナイトレース」が検討されているなど,シンガポールGPに関する話題は豊富である。仮に実現した場合,チケット販売の低迷するマレーシアGPは,カレンダーから落選する可能性が高いだろう。

 もう一つ公道コース開催の話が持ち上がっているのが,フェルナンド・アロンソの活躍でF1人気に火がついたスペインである。スペインでは既にバルセロナでの開催が確定しているのだが,更にバレンシアでも「地中海GP」の名称で開催を目指しているという。バレンシア市のウォーターフロントを開発し,モナコGPをイメージとした公道コースを準備するというもので,これが実現すれば,「クルーザーからのF1観戦」というモナコGPのような風景が見られることになるだろう。こちらは既に「バーニー・エクレストンFOM会長と契約済み」という話まで出ているが,1カ国1GPという流れができつつある中で,本当に第2のスペインGPが実現するかは,甚だ疑問である。

 最後は,現在マニクールで行われているフランスGPを,首都パリで開催しようというものである。しかもこれを言い出したのが,エクレストン氏本人と言うから面白い。エクレストン氏曰く「みんなうんざりしている」マニクールは,パリから200kmも離れた片田舎であり,関係者の評判も芳しくない。そこで,パリ市内から電車で30分に位置する,「ディズニーランド・パリ」の敷地内にサーキット建設し,GPを開催しようと言うのである。すでにディズニー本社とも協議済みで,基本的な合意に達しているとか。一見最も現実離れしているように思えるのだが,意外や意外,最も現実的なのかもしれない。あちこちで噂が花盛りの開催候補地だが,全部やったら一体年間何戦になるの?

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コメント

こんばんは
光の開通、おめでとうございます

F1の新たな開催地で連想するのはバーニーのビジネス魂(^_^;
契約金は高騰を続けて居るんでしょうが、それでも次から次へと話があるんだから、大した物です。
ファンにとっては面白ければ良いんですけどね。

投稿: ビートニク | 2007年3月31日 (土) 19時05分

 ビートニクさん,こんばんは!
 マニクールは2011年までの開催契約があると言われていましたが,2008年のカレンダーから外れましたね。バーニーににらまれては,伝統のGPもあっという間に落選してしまいますね(--;)
 公道ナイトレースや,ディズニーランド・サーキットも見てみたいですが,やっぱりスパや鈴鹿など,ドライバーズ・サーキットの早期復活を望みたいですね。まずは来季のスパから(^^)ではでは!

投稿: KAZ | 2007年3月31日 (土) 19時18分

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